愛のタリオ

Cast&Staff

ハッキュ/チョン・ウソン

“ドク、君の望むようにはできない” 欲望のままに生き、破滅へと向かう男

不祥事に巻き込まれ地方都市に左遷された大学教授。うつ病の妻と幼い娘をソウルに置いて、単身赴任して来た町で出会う二十歳のドクと激しく愛し合うが、結局は冷たく裏切る。8年後、名前を変えてセジョンとして戻って来たドクの正体に気づかぬまま、視力を失っていく自分を助けてくれる彼女に依存していく。そして、全てを失うかもしれない危険な運命に落ちていく。「沈清伝」の無力な父親とは違い、欲望に全てをゆだねる危険な男。

“チョン・ウソンの新境地! 愛を捨て、全てを失う悪い男

1973年3月20日生まれ。 俳優チョン・ウソン。韓国映画界において彼ほど多くの名シーンを残した俳優も、多様なジャンルで演技をしてきた俳優も珍しい。若者たちの成長ドラマとして人気を博した『ビート』と、『太陽はない』で青春の代名詞になった彼は、『私の頭の中の消しゴム』で自分を愛した記憶さえ失っていく妻をそばで見守る夫を演じ、アジア中を涙で包み込んだ。また、『MUSA-武士-』『グッド・バッド・ウィアード』そして最新作『神の一手(原題)』では男性的な美しさの極限を見せつける。最近では『監視者たち』で悪役への変身にも成功した。そして本作では過激な濡れ場にも挑戦し、41歳とは思えない肉体美を披露している。彼の役者としての挑戦は尽きることがない。

ハッキュ/チョン・ウソン

filmography

2014『神の一手(原題)』『キラーの前の老人(原題)』(脚本/演出)
2013 『監視者たち』
2011 「パダムパダム -彼と彼女の心拍音-」
(TVドラマ)
2010 「ATHENA-アテナ-」 (TVドラマ)
『レイン・オブ・アサシン』
2009 『きみに微笑む雨』
2008 『グッド・バッド・ウィアード』
2006 『レストレス 中天』『デイジー』
2005 『サッド・ムービー』
2004 『私の頭の中の消しゴム』
2003 『トンケの蒼い空』
2001 『 MUSA-武士-』
1999 『ラブ 最愛の人』『ユリョン』
1998 『太陽はない』
1997 『ビート』『モーテル・カクタス』
1996 『ボーン・トゥ・キル』『上海グランド』
1994 『千年愛 クミホ』 ほか

ドク、セジョン/イ・ソム

““いつか復讐してやると、生きるために何でもした” ハッキュを破滅させようと生まれ変わった女

聴覚障害の母を持ち、客のいないさびれた遊園地のチケット売り場で働く。退屈で息詰まる日常に、ある日突然やってきた素敵な文学教授のハッキュは新しい世界を見せ彼女の魂と肉体を虜にする。自分の全てだった愛が冷たく切り捨てられ、母親が死に、ドクもまた死ぬ。そして8年後、ハッキュを破滅させるためにセジョンとして再び彼の前に姿を現し、ハッキュの娘チョンに近づき復讐の道をたどっていくー

“純粋な娘が悪女に変わる時、妖艶な光を放つ女優イ・ソム!

1990年1月30日生まれ。 “モデル出身”、“ベビーフェイス”―新星女優イ・ソムについてまわる修飾語はこのくらいだった。しかし、キム・ジウン監督、イ・ジェヨン監督、チャン・ジン監督とイ・ヒョンスン監督など、明確な演出スタイルを持った監督の作品に出演しキャリアを積み上げてきた彼女。俳優としてイ・ソムの並々ならぬ意欲と、多くの監督に認められた素質を感じさせる。初主演作で復讐心に燃える女性。決して容易な選択ではなかったはずだ。その選択の理由については、“純粋な少女と悪女を行き来する感情を演じてみたかった”と、答える女優イ・ソム。彼女は初めて恋に目覚める純粋な娘と裏切りの傷によって濃艶な復讐を企てる成熟した女を一つの作品で表現。迫真の演技で存在感を示す。

ドク、セジョン/イ・ソム

filmography

2014『 ハイヒール(原題)』『サンタバーバラ(原題)』
2013 『THE X(原題)』(短編)
2013 『サイコメトリー』
2013 『裏話:監督が狂いました』
2012 『おいしい人生(原題)』
2011 『世界で一番美しい別れ』
2011 『ホワイトクリスマス』(TVドラマ)
2011 『青い塩 』ほか

チョン/パク・ソヨン

“セジョンさんといると、母親って温かいものなのかなと思う” 父親を憎みながら、父親の女に嫉妬するハッキュの娘

常に家庭を疎かにしていた父親ハッキュ。一人で辛く寂しい母親をそばで見ていたチョンは、母親の自殺をハッキュの浮気が原因と思い、ハッキュを憎む。8年後、視力を失っていくハッキュは隣に住むセジョンに依存していく。唯一信頼していたセジョンと父親の関係に妙な空気を感じ、それを壊そうと動き出す。「沈清伝」で目の見えない父親のために印糖水に飛び込む孝行なシムチョンは本作で、欲望に流される娘として生まれ変わった。

“17歳、執念と復讐の鬼と化す アンファン・テリブル!パク・ソヨン

1997年2月7日生まれ。 ドラマ「優しい男」で注目を浴び「彼女の神話」「SOS~私たちの学校を助けて~」などで活躍。最近ではキム・ギドク脚本の『レッド・ファミリー』に出演。キム・ギドクと共に2014年東京国際映画祭で来日も果たした。まだ17歳という年齢で欲望と復讐にまみれた危険な三角関係の頂点であるハッキュの娘チョンを演じた。製作陣は年齢に似合わない妖艶で危険な感情を表現できる子役を探すため 100人を越える俳優のオーディションをおこなった。パク・ソヨンはまだあどけなさが残るが、それでも光の角度によって、また場面による感情表現によって少女の純粋さと、それ以上に屈折した感情を表現できる女優だ。本作ではドク以上の魔性の女を演じている。

チョン/パク・ソヨン

filmography

2014 「三銃士」(TVドラマ)
2013 『レッド・ファミリー』『タイム・クライム』「彼女の神話」(TVドラマ)
2012 「やさしい男」(TVドラマ)「僕らのイケメン青果店」(TVドラマ)ほか

チェ氏/キム・ヒウォン

“楽になれる提案をしますね。 チョンを日本に送りましょう”

ハッキュが通う裏カジノの胴元
ドクと手を組んでハッキュを罠にはめる裏カジノの胴元であるチェ。視力を失いつつあるハッキュにギャンブルで多額の借金を負わせ、その肩代わりとして、娘チョンを日本へ売り飛ばそうとするが・・・

“悪役が最も似合う俳優、キム・ヒウォン!

1971年1月10日生まれ。「地下鉄1号線」「モスキート」など舞台役者として活躍。その後、『1番街の奇跡』(07・未)で映画デビューを果たす。2010年には『アジョシ』のマンソク兄弟の兄を演じ注目をされ、2011年に『マイウェイ 12,000キロの真実』、2013年に『ミスターGO!』といった話題作に立て続けに出演。『泣く男』でも裏社会を仕切る悪役を演じた。いまや、韓国映画界でなくてはならない名バイプレイヤーだ。

チェ氏/キム・ヒウォン

filmography

2014『泣く男』
2013『ミスターGO!』
2011『マイウェイ 12,000キロの真実』
2010『アジョシ』
2009「ロマンス ゼロ」(TVドラマ)『美人占い師(原題)』ほか

イム・ピルソン

1972年5月13日生まれ。多くの短編映画を監督し、ソン・ガンホ主演の『南極日誌』で長編デビューを果たす。すでに短編時代から満たされぬ人間の欲望をテーマに作り続けるイム・ピルソン監督。『ヘンゼルとグレーテル』では、西洋の童話を全く新しい解釈で再構築し、大人の欲望によって歪められる子供たちを見事に描き出した。本作でも、韓国の民話を衝撃のサスペンスとして大胆に描き変えた。

イム・ピルソン

filmography

2012 『人類滅亡計画書』中、 『素敵な新世界』『ハッピー・バースデー』脚本/監督 ファンタジア映画祭 作品賞 Cheval Noir Award /ダラス アジア映画祭クロージング作品 シッチェス映画祭 / 東京国際映画祭 / ニューヨーク アジア映画祭 / ブラックナイト映画祭 パリ国際ファンタスティック映画祭 コンペ部門/トリエステ・サイエンスフィクション国際映画祭 コンペ部門 ストラスブルク ファンタスティック映画祭ほか
2007 『ヘンゼルとグレーテル』 脚本/監督 ファンタスポルト国際映画祭 審査委員特別賞 / オリエント・エクスプレス コンペ部門 最優秀作品賞 シッチェス映画祭 アジア部門 最優秀作品賞 / 富川ファンタスティック映画祭 特別言及賞ほか
2005『 南極日誌』 脚本/監督 シッチェス映画祭 オリエント・エクスプレス コンペ部門 最優秀作品賞 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭 コンペ部門/ ニューモントリオール国際映画祭 Planet Earth部門 リヨン アジア映画祭 オープニング作品 / ドービル アジア映画祭 パノラマ部門 / 全州映画祭クロージング作品ほか